幸福の資本論

JUGEMテーマ:ビジネス書

 

何の役に立つかはわからないけど、メチャメチャ面白い。

世の中の捉え方が、アイロニカルでセンスが素敵だ。

 

 今や仕事はレベルの高い知識や専門性が求めれており、個人としても高度な仕事をこなすためスキルアップキャリアアップを実現して高みを目指したいと考えている人は多いと思う。

 

 俺も、CADの仕事をしていて専門知識や技能をもっと身にけたいと思っている。あれこれ製品を開発できるレベルにまでなりたい。でも案の定そんな環境はない。業界の先端を知る冊子もないし、セミナーなど機会もない。知見を広げる機会がない。OJTがすべてだ。失敗して学ぶ。そして今の仕事はこなせても、それ以上の仕事はこなせない(会社は求めていないかもしれない)。それに「顧客」や「自工場内の製造者」の求める要求のレベルが上がっているが、それにどう対処したらいいのかわからず、四苦八苦して、定時で帰れない。

 

 なんで今の会社(地方の中小の製造業)はスペシャリストが育ったり、働けたりする環境がないのだろうと疑問に思っていた。

 

 それはこの本でなるほどと腑に落ちた。日本の会社が終身雇用制や正社員制度で個人を守るのと引き換えに、労働市場の流動化を犠牲にしたからだとわかった。組織の新陳代謝が起こらないのだから、社内の人間だけでうまくやりくりすることが求められる。結果、「個人のスキルアップふざけるな。それよりも仕事の穴を埋めろ」となる。日本のサラリーマンはゼネラリストになることはできてもスペシャリストになることはできないのだ。

 

 他にも、「日本の会社には丁稚奉公や献身などの中世の価値観が生きている」的なものが書いてあり、あーそうかもと思ってしまう。自分も今の仕事は、やらされ感が半端なくwモチベーションも底辺に近い。自分を犠牲にしてまで喜ばせたい奴なんか社内にいないのに、犠牲を強いられる部分もあって、それを我慢しなくちゃならない。我慢することがおかしいんだけどね。

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