世界史をつくった海賊

 

 

”イギリスは海賊行為という手法で豊かさを追求し、200年以上にわたる歳月をかけて大英帝国を築いた。たしかに産業革命によって大英帝国は確立されたが、その手元になる資金の一部は紛れもなく海賊がもたらした略奪品、つまり海賊マネーであった。”

ー本書より

 

16世紀の大航海時代、二流国のイギリスが、一流国のスペインやポルトガル、オランダに打ち勝つために獲った戦略が、海賊を利用した富の略奪だった。

 

スペインやポルトガル、オランダは、貿易と植民地の獲得によって富を築き上げたのに対し、イギリスは海賊を使ってその富を横取りすることで富を築いた。

 

エリザベス一世を筆頭に、貴族、貿易会社、金融業者などで海賊シンジゲートを結成し、資金を持ち寄り、海賊に編成を持ちかける。海賊は出資金で船や船員をそろえ出向し、スペインやポルトガルの船を襲撃する。船にある戦利品を強奪し、自国に持ち帰って換金し、出資者の出資割合に基づいて精算する。成功すれば、出資額に対して400パーセントの還元になることもある。

 

この本を読んでの感想は、このころのイギリスはかなりエゲツねぇぇぇである。

略奪行為を行う海賊を英雄視し、成績の良い海賊はナイトの称号を与える。

こんなことを国ぐるみで平気でやってのけるのが、すごいというか、なんというか、、、

 

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